フランスに行ってきた(4) - モン・サン・ミッシェル日帰り旅行

フランス滞在3日目は有名すぎる世界遺産モン・サン・ミッシェルへ日帰りで行ってきました。

現地へ行く手段としては大体、TGVとバスを乗り継いで行くか、添乗員同行のバスツアー(日本語)に参加するかのどちらかになるかと思います。私は鉄分も少々含まれているみたいなのでTGVに乗って行きたい!と思ったのですが、あえてバスツアーにしました。理由は後ほど...

今回の旅行、1日目からあまり天候に恵まれず、3日連続で朝から雨になってしまいました。
3日間全て朝から昼にかけて雨模様、午後は晴天という変な天気...

夜明けこそ美しい朝焼けにお目にかかれましたが、このあと土砂降りに見舞われ...

やがて雨上がろうかという頃、でっかい虹が出現。虹なんて久しぶりに見たなあ...きれい。

休憩しつつパリから2時間ほどひたすら走り、ノルマンディという地方のとある田舎町にに寄り道しました。中世の趣が残っている雰囲気のいい町並みが見られます。この町に立ち寄りたかったのが、バスツアーを選んだ理由です。TGVは後で乗るので問題なしです。
(追記)ボーモン・オン・オージュ(BEAUMONT EN AUGE)という名前の村でした。

町の一角には教会が。すごく年代物っぽい。一部苔むしてる。
…この町を歩いてると、ドラゴンクエストに出てくる町そのものな気がしてきました。教会で冒険の書に記録とかできそう(

別の一角には数学者ラプラスの像が佇んでいました。ラプラス変換で有名なあの人です。ってほとんどの人は知らないよね...
ちなみにラプラスが住んでいた家も像のすぐ近くに現存していました。(写真は撮ってなかった…)

展望台に来ました。見渡す限り一面の緑が広がっていて、建造物は一切見えません。。山地が少なく平野が多いフランスの広大さを感じます。地平線の向こうにノルマンディー上陸作戦が実行されたあの海が見え...ず。厚い雲がっ。

寄り道はほどほどに、足早に目的地に向かいます。寄り道したところから2時間弱走り、地平線の彼方に、遠目に見えてきたっ!

つ、ついにキタ!長年ずっと、生きてるうちにいつか行ってみたい、という願いが叶った瞬間。感激!

入口に近いところに、モン・サン・ミッシェルで有名なオムレツのレストランがありました。看板はオムレツを発明した?人らしい。ここはいつも混雑しているようなので、時間を節約したい私はここをパスして他のお店へ。オムレツを食べられるレストランはいくつかあるので大丈夫。

途中入ったレストランで早速オムレツランチを注文。一枚のお皿に、表面がこんがり焼けたオムレツ、フレンチフライ、レタスサラダ。味わったことのない、ふわふわの食感。味は...噂に聞いていたとおりでした(笑)強いて言うならイギリス料理みたい、、


食後の運動というわけじゃないですが、長い階段を登り、寺院を見学。長い年月をかけて増築され続けてきたので、部屋によって建築構造が違っているのが面白いです。

寺院からきた道を振り返って見ます。今こそ地続きになってしまってますが、昔の島だった姿に戻すべく、工事に邁進していました。完成は2016年と言われてますが、果たしてどうなるか。

島周辺は見渡す限りの地平線・水平線が360度。日本でこんなところないよね...昔の人はこのまっ平らなだだっ広い道を歩いてここまでやってきたんだなと思うと辛かったでしょうね。景色が代わり映えしないし。
ここのお土産に名物のクッキーがありますが、こちらは普通に美味しかったです。

後で知ったのですが、なんとここのオムレツを提供しているレストランが2011年にオープンしてました。へー
◆ラ・メール・プラール http://www.la-mere-poulard.jp/