フランスに行ってきた(1) - 出発

もう一ヶ月前のことですが、1週間ほどパリに行って来ました。
たった一人で。
しかもヨーロッパに行くこと自体が初めて。
予定していた仕事が10月までに終わらず、あわやキャンセルという危機もありましたが、なんとかキャンセルは阻止して強引ですが行くことができました。


成田国際空港からエールフランス航空の277便でパリのシャルルドゴール空港へ向かいます。通常成田からパリへは12時間くらいの飛行時間ですが、この便は14時間もかけて飛行するそうです。それぞれの空港の離着陸の時間制限のため、このようになったそうです。飛行中1度も夜明けを迎えることのないため、「スターウィング」という別名がついているそうです。

写真を撮り忘れたのが本当に悔しいのですが、機内食は本当に美味しかった。機内食ってあまり...というものがほとんどだったので、不意を疲れた感じ。さすがフランスの航空会社。


長いフライトの末、朝4時過ぎにパリに到着。ホテルのチェックインは14時まで待たなければならないので、一旦ホテルまで行き荷持を預けてから、市内観光へ行きます。フランスのバスは連結式のものもたくさん走っていて、しかも高速道路も走るんですね、すごい。


朝が早すぎて観光地はどこも開いてないけど、とりあえずエッフェル塔に向かうことにしました。初日からあいにくの雨でとても肌寒いです。オープン前に行ったのですがすでに行列ができていました。


40分くらい待った後、エレベーターを乗り継いて3階の展望台まで登ってみました。西側にはシンメトリカルが美しいシャイヨー宮が一望できました。その向こうにはパリ郊外のラ・デファンスというところの高層ビル群が見える...はずなのですが、厚い雲に阻まれています。


北側を振り向くと、有名すぎるエトワール凱旋門が見えました。へー、ロータリーの中心に建ってるんですね。ここから12本もの道が放射状にひろがっています。美しい。

展望台屋外にあり、風が強く凍える寒さだったので、早々と屋内に避難。ここのカフェでカフェオレとサンドイッチを注文して暖まりました。


ところでエッフェル塔の麓から上に昇るエレベーターってどこにあるんだろうとずっと不思議に思ってたのですが、足の一つの内部に、斜めに上がっていくタイプなんですね。エレベーターというよりケーブルカーの雰囲気でした。