フランスに行ってきた(6) - ロワールの古城群

フランス滞在5日目。前日のオフをはさんで、再び日帰り旅行。
フランス新幹線TGVで1時間くらいかけて、ロワール渓谷へ行ってきました。
渓谷とは行ってもそこまで険しいわけではなく、周囲を山々に囲まれた盆地のような地形です。

ロワール地方の玄関口、トゥールという街の駅に到着。
現地の、ロワールの古城を巡るツアーに参加です。ガイドさんは地元の方で、案内は英語です。英語は多少聞き取れますが、フランス人の英語は少し癖があって聞き取るのが大変。大丈夫か自分?

1箇所目は、レオナルド・ダ・ヴィンチが晩年を過ごしたクロリュセ城。モナ・リザなどもここで描かれたんだとか。この後訪問するお城に比べてこじんまりとした印象です。ルイ11世の給仕長、エチエンヌ・ルルーにより1471年に建てられたそうです。

隣接するレオナルド・ダ・ヴィンチパーク。敷地はものすごく広いようです。見学時間は1時間弱ですが、敷地をすべて周るには2,3時間はかかりそうでした。

お城の中にはなぜかぬこ様が丸くなっていました。置物かと思ったけどホンモノです。

2箇所目は、クロリュセ城の近く、アンボアーズ城。11世紀にロワール川のほとりにある高台に建てられたそうです。ここもこじんまりとした印象ですが元々はもっと大きいつくりで、フランス革命のときに大半は壊されてしまったようです。

敷地内にあるレオナルド・ダ・ヴィンチのお墓へお参りも忘れずに。

お昼ごはんの後(写真が見つからず...)3箇所目はシャンボール城。16世紀にフランソワ1世により25年の歳月をかけて建てられたそうです。ここは、只々その壮大さに圧倒されっぱなし。敷地も半端なく広く、なんと東京ドームが約11228個分。パリ市と同じくらいのようです。

最後、4箇所目はシュノンソー城。11世紀の文献に初めて登場したそうですが、いつ建てられたのかはよくわかりません。それより、川の真上に造られている、とても珍しい城です。まさにオンリーワン。それゆえ、度々洪水で損傷は受けてるようですが。

反対側にも周ってみました。庭園越しにもう1枚。

城内の一室、ルイ14世のサロンがありました。装飾が派手。

こちらは5人の王妃が使用した居室。それにしても、このような派手目の部屋で落ち着いて眠れるのかどうか。

以上で日帰りツアーは終わり。当日、突然コース変更になり、帰りのパリへ戻るTGVに乗り遅れそうになったのはここだけの話です。

...長くなってしまいましたが、あと1日分書いたら完結です。マイペースで本当にすみません。